「りんご猫」とは、ネコリパブリックが考えた造語で、猫エイズウィルス感染症(猫後天免疫不全症候群)に感染している猫を意味する。「2022年2月22日までに猫の殺処分をゼロに」をスローガンに、全国で7店舗の自走式譲渡型保護猫カフェを展開するネコリパブリックは、猫エイズ猫より言葉が柔らかな「りんご猫」という呼び名で、猫エイズに関する正しい知識の啓蒙に努めている。
2016年7月にオープンしたネコリパブリック中野店は、「りんご猫」専門店で、ここで出逢いを待っている猫たちはすべて猫エイズウイルス陽性の猫たちだ。しかし、猫エイズウイルスに感染していても、ストレスの少ない一般的なの屋内で飼われていると、猫エイズを発症することなく、10数年以上生きる猫が多く、また、猫エイズはほかの猫に感染しにくいウイルスだとされている。猫エイズウイルスは、人や犬などほかの動物への感染もない。
LGBT限定の保護猫/りんご猫セミナーでは、LGBTコミュニティに猫エイズやりんご猫について知ってもらうことで、りんご猫啓蒙を推進し、中長期的にはLGBTをはじめとするセクシャルマイノリティの方とりんご猫との里親マッチングを増やす目的で企画された。
参加費は、ワンドリンク付きで3,000円。時間は午後12時から1時半。定員は8名で、LGBTを含むセクシャルマイノリティの方限定。
ワールドペットニュース
LGBT限定のりんご猫啓発セミナー、11日にネコリパ中野店で開催
エンタメ・カルチャー