東日本大震災では多くの住民だけでなく、ペット約3,000頭も被害に遭ったと報告されている。亀岳林万松寺(名古屋市中区大須3丁目29-12)では、東日本大震災当初より、亡くなった人々の鎮魂を祈ると同時に、動物への追善供養も行ってきた。ことしは、月日が経ち人々の記憶から忘れ去られようとしている亡くなった動物たちの供養に焦点をあて、動物保護団体ライフボード中部の協力を得、被災動物追善供養を手厚く行う予定だ。
東日本大震災以後、熊本・大分の震災でも避難所に同伴出来ず、飼い主と離れてしまったペットの救済保護が大きな問題となったことで、万が一中部地方で大きな災害が起こった場合は、万松寺のグループ会社が運営する立体駐車場を動物たちの避難所として開放することを検討し、体制作りに努めている。
当日、午後12時から12時半まで、万松寺ビル(東側1階ピロティ)では、寺の備蓄食品を使用し、震災時を想定した炊き出し訓練を行い、精進カレーをふるまう予定だ。
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東日本大震災七回忌・被災動物への鎮魂の祈り「被災動物追善供養」名古屋で
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