いまだ猫ブームで賑わう日本だが、書籍や絵画、彫刻など文学・美術家にも多くのファンを持つ猫。さまざまな場でその魅力が語られ、多くの人々を惹きつけてやまない猫と気楽にふれ合える場所のひとつが尾道。猫を目当てに訪れる観光客も多くいる。
「招き猫亭コレクション 猫まみれ 展」では、猫を愛する美術コレクター「招き猫亭」のコレクションから、スタンラン、ビアズリーら西洋の画家たちが描いた猫、歌川国芳ら浮世絵の中の猫、竹久夢二、レオナール・フジタ(藤田嗣治)、椿貞雄、猪熊弦一郎ら近現代美術の巨匠たちが描いた猫など、多彩な猫作品約240点が展示されている。
また、尾道市立美術館の学芸員が4月9日(日)と4月30日(日)の午後2時から45分程度、ギャラリー・トークを行う。事前申し込みは不要。このほか、4月16日(日)と5月5日(金・祝)午後2時~午後3時には、中学生以下を対象とした、鑑賞資料などをもとに楽しくおしゃべりしながら作品を鑑賞する「わいわい がやがや おしゃべり鑑賞会」ほか、「フェイスペイント ねこになろう!」や「ねこづくりワークショップ」なども予定されている。
「招き猫亭コレクション 猫まみれ 展」の開催は5月7日(日)まで。開館時間は、午前9時から午後5時まで。観覧料は大人800円、高大生550円、中学生以下は無料。休館日は、月曜日(祝日は開館)。
関連URL: 尾道市立美術館 招き猫亭コレクション 猫まみれ 展