上野動物園では、昼間に見ることができない夜の動物たちの知られざる姿が観察できたり、園内の豊かな自然の中での夕涼みなど、夜ならではの雰囲気のもとで動物園を楽しむことができるほか、16日(水）まで限定のイベントや、恒例の不忍池テラスでのビアガーデンも開催。

　多摩動物公園では、薄暗くなっていく動物園で、動物の様子を観察する「夜の動物観察ツアー」や、飼育担当者による動物の夜の生態をテーマにしたトーク「夜のキーパーズトーク」など、展示動物や動物園の夜ならではの魅力を伝える特別プログラムを開催。「真夏の夜の動物園」は、19日（土）、20日（日）、26日（土）、27日（日）も開催される。

　葛西臨海水族園では、入園前に水族園スタッフが夜の水族園の見どころを紹介する。水槽前では夕方から夜にかけて観察できる魚の産卵など、この時間ならではの行動を紹介する。今回は屋外の「水辺の自然」エリアの夜の様子も公開。テントデッキでは日替わりでバンドによる生演奏が行なわれる。16日(水）まで。

　井の頭自然文化園では、開園時間の延長は行われないが、9月3日(日)まで「動物園怪談画劇──井之頭百物語・伍」と題して、創作怪談を使ったスタンプラリーをおこなう。園内の動物や施設をテーマにしたスタンプラリーブックのイラストは、天野行雄氏（日本物怪観光主宰）が描いている。園内のさまざまな場所を、創作怪談を読みながら回ることで、動物や施設の特徴を知ることができる。8月19日(土)には、「もののけワークショップ──自分だけの妖怪をつくってみよう！」も行われる。

関連URL: ようこそ、東京の夏へ　Visit Zoo