アンケートはインターネットを利用し、8月3日(木)から8月4日(金)の間に行われた。回答者は20~69歳の犬または猫の飼い主(マクロミルモニタ会員)で、有効回答は犬の飼い主500人、猫の飼い主500人の合計1,000人。犬猫を多頭飼いしている場合は、それぞれ最年長の飼い犬、飼い猫1匹について回答した。
飼っている犬・猫に、万が一のことがあった際の備えとして、現在行なっていることは、「かかりつけ動物病院をつくる」が82.4%、「貯金」が28.7%、次いで「迷子札の装着」24.4%、「ペット保険への加入」が21.8%となった。万が一、迷子になった場合に身元が確認できる「マイクロチップの装着」は12.3%だった。
飼い犬・飼い猫の万が一の時に備えた貯金額の平均は、飼い犬のために295,102円、飼い猫のために162,164円で、ともに40代の飼い主が最も多く貯金をしていることがわかった。ペット保険料の月額平均は、犬が3,169円、猫が2,747円で、犬の場合は30代と60代の飼い主が、猫の場合は20代の飼い主が多くお金を掛けていることがわかった。また、「貯金額」と「ペット保険料」ともに、犬の飼い主の方が高い金額を支払っていて、ペット保険へ加入している割合も犬が猫の2倍強に上った。
飼い主自身のトラブルに対する備えに関しては、30.8%が「備えをしていない」と回答。備えを実施している人は、「面倒を親族に相談」が27.7%、「貯金」が25.2%、「友人などに面倒を相談」が7.6%と続き、「遺言書」の用意や「老犬・老猫ホーム」への入所検討、「ペット信託」などについては、いずれも3%にも満たなかった。
ワールドペットニュース
「犬猫の飼い主・もしもの時」犬のための貯金は29万5102円、猫は16万2164円
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