今年は、創立60周年を記念したフェスティバルとなっており、写真展では『歴史と未来』をテーマに、保護動物たちの可愛らしい写真やベストショットコンテストのほか、活動紹介や歴史を振り返る写真やパネルなども展示。過去に写真展で展示された写真もふくめ、当協会の歴史を振り返りながら、動物たちの未来について一緒に考えてもらおうという企画になっている。そのほか、オリジナルグッズ販売やチャリティバザーも行われる。写真展の入場は無料。時間は午前10時から午後7時まで(最終日は午後6時で終了)。
また、講師が日替わりで講演する動物福祉セミナー(有料)も行われる。5日(金)は、「黒澤&飯田の地域猫活動のすすめ」DVD完成目前試写会とトークライブ。待望の地域猫活動DVDの制作が大詰めを向かえ、編集途中だが試写会を行う。上映後は、制作に携わった地域猫活動の生みの親である黒澤泰氏と、ドキュメンタリー映画「犬と猫と人間と」の飯田基晴監督の二人によるDVD制作裏話などが聴ける。
6日(土)は小島望先生による「ノネコ問題の責任転嫁を許すな」~やんばる地域の事例から~。自然破壊もイヌネコの殺処分のいずれも、原因は人間社会側にあるにもかかわらず、動物側に責任転嫁をして駆除をし続けている現状は「虐殺」以外の何ものでもないと訴える。
8日(月)は田代 さとみ先生による「最後までペットの幸せを守るために今あなたができること」~ペットのための遺言・信託~。もし、万が一、飼い主のあなたにもしものことがあったら、残されたペットはどうなるか? 大切な家族を守るために今できることを一緒に考える。
動物福祉セミナーの開催時間は午後2時から3時半まで。会場はかながわ県民センター1階展示場・奥会議室。定員は先着30名。参加費用は2,000円(事前振り込み)、当日は2,500円。・申込方法は申し込みフォーム、または協会事務所にて。
7日(日)は、午後2時から6時まで、かながわ県民センター2階ホールにて「動物愛護法改正を考えるシンポジウム~問題点と未来像~」が開催される。朝日新聞記者の太田匡彦氏による講演「動物愛護法改正をめぐる諸情勢について」、細川敦史弁護士による講演「動物愛護法で改正すべき項目~事件からわかった現行法の限界~」、内蔵成美佳氏による『登録ボランティアから見る「殺処分ゼロ」の問題点と法改正に望むこと』、太田匡彦氏、細川敦史氏、黒澤泰氏、内蔵成美佳氏、ゲストに福島みずほ参議院議員、司会は山田佐代子氏(神奈川県動物愛護協会会長)によるパネルディスカッションが予定されている。
定員は200名。参加費用は、事前振り込み2,000円、当日2,500円。事前申込は10月3日まで。申し込みフォーム または 協会事務所にて申し込む。かながわ県民センター(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)は、横浜駅から徒歩4分の場所。問い合わせ先は、公益財団法人・神奈川県動物愛護協会、電話:045-421-5592 。
関連URL: 第17回 写真展2018 神奈川県動物愛護協会の歴史と未来~60周年フェスティバル~ セミナー詳細はこちら シンポジウム詳細はこちら