北海道の山岳地帯の岩場に生息する小動物エゾナキウサギは、氷河期の生き残りで「生きた化石」といわれている。今回の写真展では、山奥で人知れず生きているナキウサギの生態を、約20点の写真で紹介する。エゾナキウサギの生息地調査・保護活動に取り組み、その生態や希少性を広く紹介する活動を行っている「ナキウサギふぁんくらぶ」が、ナキウサギの頭骨の標本や化石標本も展示する。
3月23日(土)・3月24日(日)・4月28日(日)・29日(月祝)5月25日(土)26日(日)の午前10時から午後3時の間は、ナキウサギふぁんくらぶの会員が展示室で解説を行う。
また、4月28日(日)午後1時半から3時には中津川市鉱物博物館研修室にて「ナキウサギふぁんくらぶ講演会」が予定されており、市川利美氏(ナキウサギふぁんくらぶ代表)による「氷河期から命つなぐ~エゾナキウサギの魅力
」、合田隆久氏(瑞浪市化石博物館友の会)による「日本のナキウサギ化石について」が行われる。
展示期間は、5月26日(日)まで。開催時間は午前9時半から午後5時まで。入館料は320円、小・中学生および幼児は無料。休館日は、毎週月曜日(月曜日が祝日等にあたる場合はその翌日)。
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生きた化石「エゾナキウサギ」の写真展と講演会、中津川で開催
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