誰もが高級車であるテスラに乗って風に髪をなびかせてみたいという憧れを抱くが、この子猫はちょっとやり過ぎてしまったようだ。
6月半ば、テスラのモデルXに乗っていた男性は彼の車のバンパーあたりから変な音が聞こえるのに気づいた。驚いたことにそれはエンジンの音ではなく、子猫のゴロゴロという鳴き声だったのだ。
彼は近所のサービスセンターに行き、テスラのスタッフの手によって無事に子猫を車から取り出すことができた。子猫は14時間以上もの間後部バンパーに閉じ込められていたようだが、すぐにスタッフから水を与えられて元気を取り戻した。そして幸運なことに、救出に関わった人の1人に引き取られ、新しい家を見つけることもできたのだ。
子猫救出劇の一部始終はテスラの持ち主である男性によってビデオに収められ、その動画は動物好きや車ファンに広まり、ついにはテスラのCEOであるイーロン・マスクの目にも入った。彼も自身のツイッターでこの動画を共有し、いまや世界中で話題となっている。
もちろん車の小さなスペースに入り込んだ子猫がいつもこうしたハッピーエンディングを迎えられるとは限らない。車で出かけるときはいつも車の下や周りに好奇心の強い小動物がいないか確認したほうがいいだろう。
関連URL: Watch: Kitten Rescued After Hitching a Ride in a Tesla