イギリスのロンドンに住むレベッカとアレックス夫妻は、3年前に猫のジギーの里親となり、惜しみない愛情を注いできた。
甘えん坊のジギーは飼い主の膝の上で寝るのが大好きで、夫妻がソファに向かって歩き始めるとすぐさま気づいて走り寄り、ソファに座った瞬間に膝の上に飛び乗るほど。
座っていないときは背中や肩の上によじ登り、デスクに座っているときは椅子の背もたれと背中の間に入って「構ってよ」と言わんばかりに鳴き続ける。部屋から閉め出そうものなら、ドアに向かって怒り狂ったように大声で鳴く。
さすがに四六時中ジギーとくっついていられないと困ったアレックスは、偽物の膝を作るというアイデアを思いついた。最初は妻への冗談のつもりで、古いズボンに布団カバーとタオルを詰め、膝の部分には温熱電気マットを入れてみた。
うまくいくとは思わなかったが、偽物の膝をソファに置いた瞬間にジギーは飛び乗ってくつろぎ始めたのだ。飼い主から1時間として離れたがらなかったジギーが、数時間その上で気持ちよさそうにスヤスヤ...。アレックスのアイデアは見事に成功を収めた。
普段は飼い主がジギーのベッド代わりになってあげるので、偽物の膝はまだ数回しか試していない。常にリビングに置いてあるとさすがに気味が悪いので、普段はクローゼットの中にしまっておき、困ったときの救世主として活躍することになりそうだ。
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