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オバマ元大統領の愛犬「ボー」が12歳で亡くなる

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オバマ元大統領が飼っている愛犬の1匹であるポルトガル・ウォーター・ドッグの「ボー」が、5月8日に家族に惜しまれながらガンでこの世を去った。

ボーとオバマ氏との出会いは、オバマ氏が大統領に就任した2009年の4月。マサチューセッツ州知事だったエドワード・M・ケネディー氏からオバマ氏の2人の娘へのギフトとして贈られたボーは、当時まだ生後6ヶ月の子犬だった。
ボーという名前はミュージシャンの「ボー・ディドリー」に由来しており、オバマ氏の妻ミシェルさんの父親はディドリーというあだ名で呼ばれていたそうだ。

ボーはオバマ氏が大統領を務めた8年間、ずっとホワイトハウスでオバマ家族とともに暮らした。
「彼はホワイトハウスでのストレスのかかる生活によく耐えてくれました。大声で吠えましたが人を噛むことはなく、夏はプールに飛び込むのが大好きで、子どもにも動じず、夕食では食べ残しをもらうのを楽しみにしていた。何よりも毛並みが美しい犬でした。
10年以上にわたってボーはいつも優しい存在として私たちの生活に居てくれ、良い日も悪い日もどんなときも私たちのそばにいることを楽しんでくれました」とミシェルさんはツイッターにコメントしている。

ボーは報道陣にはよく吠えたが子どもたちには人気で、全米の子どもたちからファンレターをもらっていた。ボーの死は悲しいが、きっと天国でも優しいまなざしでオバマ家族やアメリカの子どもたちを見守ってくれるだろう。

関連URL: Bo, the Obamas’ Portuguese Water Dog, Dies

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