ペットに治療が必要になったときにいくらまで払えるかというのは、飼い主なら誰もが考える問題だろう。10年以上生きる猫や犬はかける愛情も深く、長生きしてもらうために多少の治療代は目をつぶるかもしれない。
ではハムスターやモルモット、爬虫類、鳥などはどうだろうか?比較的短命で愛情表現も犬猫ほど豊かでない小動物にどこまでお金をかけられるだろうか。
海外に住むある母親は娘のペットであるモルモットがケガをしてしまい、治療代に15万円かかると言われた。多額の治療費を払って助けるか延命をあきらめるかという決断を迫られた彼女。悩んだ挙句に選んだのはモルモットを助けるという選択肢だった。
お金だけでなく治療にかける時間も多く、ケガをした前足の回復ために毎日4回の磁気刺激治療に加えて、6セッションにわたるレーザー治療、2セットの抗生物質投与、食事の補助とかなりハードな治療メニューをこなさなければならなかった。
それでも母親は自分がくだした決断は間違っていなかったし、お金と労力をかける価値があったと感じている。
彼女がTikTokに投稿したビデオの最後には、車の後部座席に座っている娘が腕にモルモットを抱いているシーンが映っている。モルモットと娘は互いに幸せそうに見つめ合う。
この姿を観た多くの人から「あなたは娘さんに弱いものを哀れみ助ける大切さを教えている。それは15万円よりはるかに価値が高いですよ」と母親を称える声が届いている。
ワールドペットニュース
ケガした娘のモルモットを高額で治療するか否か…悩んだ母の決断
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