あなたのペットは家族のなかで誰にもっとも心を許しているだろうか?一番可愛がっていて、餌やりや散歩などの世話をしている人である場合が多いが、必ずしもそうとは言えない。
人間同士に相性があるように動物にも相性があり、飼い主ではないはじめて会った人に不思議と懐いてしまうことがある。
ここで紹介する動画は、飼い主よりも飼い主の彼氏を好きになってしまった馬のルドニックのストーリーだ。ルドニックが2人のどちらがより好きかというのは、動画の冒頭で紹介されている実験で明らかにわかる。飼い主のアレシアさんと彼氏のブランダーさんがルドニックを挟むようにして立ち、2人がそれぞれ反対の方に歩き出すと、ルドニックは必ずブランダーさんの方についていく。
ルドニックは保護馬として1年前にアレシアさんのファームにやってきたが、なかなか心を開かず自分からアレシアさんに寄っていくことはなかった。しかし、はじめてブランダーさんが訪れた日、ルドニックはすぐさまブランダーさんを気に入って彼のあとをついていったのだ。ブランダーさんは馬の扱い経験などなかったが、なぜか2人は相性が合い、アレシアさんが嫉妬するほど仲良しになってしまった。ブランダーさんもルドニックにはじめて触れた瞬間、不思議と気持ちが穏やかになったのを覚えていると言う。
ブランダーさんはアレシアさんを訪ねるたびに馬の扱いや世話の仕方を学び、ついには背中に乗って一緒に散歩ができるようになった。心配するアレシアさんに対してルドニックは「ママ、心配しないで。パパが落ちないように気をつけるからね」と言っているかのように落ち着き払っていた。大好きな主人を背に乗せてゆっくりと歩くルドニックはこの上なく幸せそうで、そんな姿を見つめるアレシアさんの笑顔も眩しい。
この動画には大きな反響があり、コメント欄には「彼氏がとってもキュートで魅力的ね!」「私が馬だったら間違いなくついていくわ」というメッセージが多く寄せられている。美しい男性と馬という最高の組み合わせは、いつの時代も女性たちの心をくすぐるようだ。
ワールドペットニュース
飼い主の彼氏に恋をした馬。絵になるほど美しい二人の絆
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