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13kgの巨大うさぎが屠殺場から逃れてセラピーアニマルに

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何もせず、そこにいるだけで凄まじい存在感を放つうさぎのアレックス。巨体が自慢で体重はなんと13kg以上あり、シバ犬の成犬とほとんど同じ大きさだ。

アレックスは2020年、カリフォルニア州モデストにある精肉マーケットで売られそうになっていたが、レストランのオーナーであるカトウさんとロウさんに保護されて命拾いをした。
現在は2人のペットとして暮らすかたわら、一度見たら忘れられないルックスを強みにセラピーうさぎとして活躍している。

3歳になったアレックスはこれまで、サンフランシスコで行われた200以上のイベントに参加した。帽子と服を着てペットカートに乗せられ、じっと座ってケールの葉っぱをもぐもぐ。地元の病院や空港にもよく訪れて人々を和ませている。

最近、メルセデスの電気ミニカーをプレゼントされたアレックス。サンフランシスコのアメフトチームのユニフォームを着て車に乗っているが、その貫禄のある姿がガタイのいいアメフト選手にそっくりで笑ってしまう。
ミニカーに乗せて街に連れて行くとだれもが注目し、アレックスはいまや地元で有名なうさぎとなった。本人もたくさんの人に声をかけてもらって喜んでいるようだ。

ミートパイの材料になる運命だった1羽のうさぎに起こった奇跡。ピーターラビットのような俊敏さはないが、どっしりとした不動の安定感でいまやスターとして世界中の人々を笑顔にしている。

関連URL: California 30-pound bunny rescued from slaughterhouse, is now a therapy animal at hospitals, airports

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