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ボート事故で川に落ちた愛犬、2日後に飼い主と奇跡の再会

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サウスカロライナ州のチャールストンでボート事故に遭い、2日間行方不明になっていたゴールデンレトリバーのロッキーが家族と奇跡的に再会した。

ロッキーの飼い主であるジェフ・ワイズマンさんは6月23日の夜、ロッキーと一緒にボートに乗り、アシュレイ川を下っていた。そのときロッキーは、お気に入りの犬用ライフジャケットを着用していた。

ボートの操縦には慣れているジェフさんだったが、戻る途中、携帯でロッキーの写真を撮っていたら、思っていたよりも右にボートが流れてしまった。軌道修正を試みたが間に合わず、ボートは川を下ったところにある古い桟橋のようなコンクリート構造物にぶつかってしまった。
ジェフさんとロッキーはボートから川に投げ出され、ジェフさんが泳いでボートに戻ったときにはロッキーの姿はいなくなっていた。

ジェフさんは肋骨を7本折るケガを負い、駆け付けた奥さんのキムさんと病院で手当を受けたが、ロッキーのことが心配でしかたがなかった。すぐさまキムさんはFacebookを通して友人たちにロッキーの捜索を依頼した。

救急隊員だけでなく多くの友人たちが川の中でロッキーを探してくれたが、2晩経っても見つからず、多くの人が諦め始めていた。
しかし25日の朝、夫妻のもとにロッキーらしき犬がいるという情報が入り、駆けつけると事故現場から数キロも離れた民家の裏庭でロッキーが発見された。自力で川から這い上がり、翌晩の暴風雨も耐え忍んで民家に避難していたようだ。

夫妻はSNSと地元メディアを通じて、捜索に協力してくれた人々に感謝の意を示した。ロッキーはケガと精神的なダメージを負ったが、自宅で休みながら少しずつ以前の彼を取り戻しているようだ。

この事故でロッキーの命を救ったのは間違いなくライフジャケットだ。この事故を受けて、チャールストン動物協会は、すべてのボート乗りにペット用の救命胴衣の購入を呼びかけている。我が子に救命胴衣をつけるのと同じように、ペットにも付けることが飼い主の義務だと言える。
そしてボートの操縦者は、操縦中はペットに気を取られず、常に安全を意識して行動することも大切だろう。

関連URL: 'It felt like a miracle': Family of lost golden retriever Rocky shares impossible reunion story

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