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自宅に投げ込まれたダイナマイトから家族を救った犬

海外

国が変わると犯罪の種類も変わる。アメリカでは銃による事件があとを絶たないが、南米ペルーではなんとダイナマイトを使った襲撃が珍しくないようだ。

先日、ペルーに住むジャーナリストのカルロス・アルベルト・メシアス・サラテさんの自宅敷地内に何者かが爆発物を投げ込んだ。
屋外監視カメラの映像には、黒ずくめの容疑者が庭に火花を散らすダイナマイトを投げ込み、任務の成否を確認する間もなく走り去る様子がとらえられていた。

すぐさま異変に気づいたのは、カルロスさんの愛犬であるマチスだ。彼女は外の階段を駆け下りると直ちに爆発物へ突進し、パチパチと音を立てる導火線にまっしぐらに向かった。
マチスは導火線を軽く突いたりダイナマイトを動かしたりした後、ついに噛みついた。

NBCニュースによると、導火線についた火は奇跡的に彼女の口の中で消え、カルロスさん一家は大惨事を免れることができた。
警察が調べたところ、爆発物は地雷に使用される種類のダイナマイトだと判明した。マチスはそれが危険なものだとわかった上で、家族を守るために命をかけて噛んだのだろう。

マチスは家族全員を救ったヒーローとして賞賛されているが、その代償として吠えることができなくなってしまった。声帯が火で焼けたのが原因で、かつての鋭い吠え声はかすれた声に変わってしまったのだ。それでもマチスは存在感を示し続け、今ではちょっとした有名犬となっている。

事件後、カルロスさんはただちに警察当局に通報し、その後まもなくダイナマイトを投げ入れた犯人が見つかり拘束されたそうだ。
ジャーナリストという仕事はときに命の危険を伴う仕事だが、真実を伝えるカルロスさんと彼を守ろうとする愛犬の勇気には胸が打たれる。

関連URL: Dynamite Dog: Family pet hailed a hero after defusing dynamite in home attack in Peru

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