
11月末に野生のアライグマがバージニア州の酒類販売店に乱入し、酒瓶を割ってその酒を飲み、酔っ払ってトイレで気を失って倒れているのが見つかった。
アライグマがまるでダメ人間のように酔いつぶれた様子は世界中でニュースとなり、笑いと共感を呼んだ。
ただ、このアライグマ、どうやら前科ありの問題児だったようだ。トイレで酔いつぶれる前のブラックフライデーに、少なくとも 2 件の侵入事件を起こしていたことが地元政府当局者によって明らかになった。
アライグマは同じ商業地区にある空手道場と自動車管理局事務所にも別々に侵入していたと、ハノーバー郡動物保護担当官のサマンサ・マーティン氏は地方自治体の公式ポッドキャストで語った。
マーティン氏によると、このアライグマは自動車管理局事務所に置いてあったスナックも食べていた。しかも、この事務所に入ったのはそれが初めてではなく、おそらく3回目だと言う。感謝祭で閉店していることをわかっていたのか、縄張りにしている場所に入り込んで1人でパーティを楽しんでいたのだろう。
マーティン氏は、アライグマを慣れ親しんだ環境から別の場所に移すことは「死刑宣告」になると話す。そのため捕獲されたアライグマは、保護施設で酔いが覚めた後、酒販店、空手道場、自動車管理局事務所からそれほど遠くない場所に解放された。
マーティン氏は、アライグマが二日酔いの苦しみと悪行が人間にバレてしまったことを「深く後悔」し、これから真っ当な人生を歩んでいくことを期待している。
クリスマスの夜、真っ暗な酒屋で赤ワインの瓶が割れる音が響かないことを願いたい。
関連URL: ‘He’s living his best life’: drunk raccoon hit DMV for snacks before liquor store








