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なぜフクロウが海に?力尽きて軍のボートに救われる

海外

イギリスの海岸から約70マイル(約113km)も離れた沖合で、1羽のメンフクロウが、思いもよらない場所で生死をさまようことになった。

この出来事は、イギリス陸軍オフショア・レーシング・チームがボートレースをしていた際に起きた。
ボートを漕ぐ乗組員たちの頭上にとつぜん、本来は森にいるはずのフクロウが飛んできたのだ。フクロウは陸地を探すように必死に飛び続けたが、つかれ果てて海面に2度も落下。ついにはボートのデッキに倒れ込んでしまった。
乗組員たちはすぐにフクロウを保護し、「リトル・レグ」と名づけた。その後、ライフボートが沖合で合流し、フクロウを無事に陸地まで運んだ。

チームのマーク・ペザーブリッジ氏によると、フクロウは最初、ボートのうしろを飛んでいたが、次第に疲れていく様子が見えたという。
「ボートの横に近づいてきましたが、明らかに疲れていました。何度か水に落ち、最後にはデッキに倒れてしまったので、ひろいあげて箱に入れました」

バーン・オウル・トラストのジェームズ・スタナード氏は、この救助について「きわめてまれなケース」だとし、フクロウが軍のボートを見つけられたことはまさに奇跡だと語った。
というのも、メンフクロウは海上で長時間生き延びることが難しい。スタナード氏は、漁船などに乗って休んでいたところ、何らかの理由で沖へ流され、そこからさらに遠くまで移動してしまった可能性があると考えている。

ボートにはフクロウが食べられるものがほとんどなく、陸地に戻れなければ命が危なかった可能性もあった。
救助された「リトル・レグ」は、キングス・リンにあるイースト・ウィンチ野生生物センターへ運ばれ、獣医師による治療を受けることになった。脱水症状や衰弱が予想されており、まずは体力を取り戻すことが最優先となる。

海のまんなかで力尽きた小さなフクロウを救ったのは、偶然出会った心優しい兵士たちだった。あとは「リトル・レグ」が元気を取り戻し、再び大空へ戻れることを願うばかりだ。

関連URL: Barn owl fell into the sea twice, then collapsed on British Army boat 70 miles off the coast