ペットオーナー998名を対象に行われたこの調査によると、まずはペットのダイエット経験の有無について、「現在ダイエットしている」が23.8%、「今はしていないが、過去にしたことがある」が32.5%と、何かしらペットのダイエットを経験したオーナーが半数を超える56.3%にのぼった。
具体的なダイエット方法では「1日の食事量を減らした」(37.9%)、「食事やおやつを低カロリーなものに変えた」(32.7%)といった食事の見直しに加え、犬では「散歩量を増やした」(58.6%)、猫では「遊ぶ時間を増やした」(63.4%)など、運動による減量を行うオーナーも多く見られた。
さらに、ダイエットの効果については、ダイエット経験のあるオーナーの実に75.3%が「体重が減った」と回答。体重以外の変化では「活発に動くようになった」とよい変化をあげる人が50.5%にのぼった一方で、「食事への執着が強くなった」とネガティブな変化をあげるオーナーも22.6%と少なからずいることがわかった。
また、おもしろいところでは、この調査では「心を鬼にする」という表現を使うオーナーが多かったとか。
ペット総研はこの結果について、太る原因が「食べすぎ」や「運動不足」など、ペットのダイエット事情はあまり人と変わらないが、自主的にダイエットを行うわけではないペットの場合、“甘やかさない”というオーナーの意識と、家族全員の協力が不可欠だとしている。
関連URL: ペット総研 「ペットとダイエット」