米「ハフィントン・ポスト」をはじめとするメディア各社によると、コネチカット州ポートランド在住のブロッソー家の愛犬「デューク」に異変が起きたのは、日曜の夜。夫妻が就寝中、突然デュークがベッドに飛び乗り、激しく震え出した。
いつもはとても行儀のいいデュークが、そんな奇妙な行動を取るのはおかしいと思った夫妻は、生後9週間の娘、ハーパーちゃんの様子を見に行ったところ、彼女が息をしていないことに気がついた。
すぐさま救急車を呼び、搬送先の病院で蘇生措置を受けたハーパーちゃんは、その後無事息を吹き返し、今ではすっかり回復したという。「デュークが起こしてくれなかったら、私たちはそのまま気づかずに寝ていたと思うわ」妻のジェナさんはそう振り返る。
捨てられていたところを保護され、地元のシェルターで新しい家族を待っていたデュークを、一家が迎えたのは6年前。そのとき助けた愛犬に、今度は最愛の娘の命を救ってもらったジェナさんは、「彼は最高の犬。デュークが我が家に来たのは運命だったの」と愛情と感謝たっぷりにコメント。また、このニュースを伝えることで「シェルターから動物を迎えるきっかけになれば」と語っている。
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