米「ハフィントン・ポスト」をはじめとするメディア各社によると、米コンサルティング企業のスペクトレム・グループが先月、富豪や企業の経営幹部を対象に行った、ペットに関する調査の結果を発表した。
その結果によれば、ペットを飼っているという富豪のうち、猫を飼っている人が37%だったのに対し、犬は58%と大きく上まわることがわかった。また、経営幹部を対象にした調査でも、全体の56%がペットを飼っており、その内訳では犬が実に70%を占めたという。
アメリカ全体のペットオーナーのうち、犬を飼う人の割合が46%というから、確かにその結果と比較すると、高所得者の犬飼育率は一般に比べて高いようだ。
また、経営幹部らの愛犬の飼育費に関する調査も行われているのだが、およそ25%のオーナーが年間の総飼育費を「2000ドル以上」(約16万5000円~)、ついで40%が「500~2000ドル」(4万1000~16万5000円)と回答している。
おもな内訳は食費、おやつやオモチャ、医療費など。一般の投資家を対象とした同様の調査結果と比較してもおおむね大差はないが、興味深いのが、グルーミングに関する項目。支出のひとつに「グルーミング代」をあげている一般投資家は35%程度だったのに対し、経営幹部の場合だと70%弱と、倍近くにのぼっている。
また、「セーター・アクセサリー・洋服など」の項目でも、経営幹部の結果は一般投資家の結果の倍以上の数値となっている。グルーミング代の有無は犬種によるので一概には言えないが、それでも企業のトップに飼われている愛犬たちは、多少ゴージャスな暮らしをしていると言えそうだ。
ワールドペットニュース
リッチな人は犬が好き? 米コンサル企業が発表
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