ペットオーナー1755名を対象に行ったこの調査では、所有している撮影機器や撮影頻度、よく撮る被写体などの調査が行われた。
その結果によると、「現在所有している写真・ムービーの撮影に使えるデジタル機器」では、「コンパクトデジタルカメラ」が77.1%ともっとも多く、次いで「カメラ付携帯電話」(49.5%)、「スマートフォン」(43.8%)と続いた。
一方で、所有している撮影機器のなかでよく使うものに関する問いでは、前述の「コンパクトデジタルカメラ」を抜き、「常に携帯していつでも撮れる」という理由から「スマートフォン」と回答した人がもっとも多く、その傾向は若い世代ほど強いことがわかった。
また撮影頻度に関しては「毎日」「毎日ではないが日常的に撮影」と回答したオーナーが59.2%にのぼり、撮影の際のおもな被写体も「ペット」が8割を超えた。さらに、よく撮影するシチュエーションでは、記念撮影や旅行の記録というより、「家のなかで遊んでいるとき」や「ヘンなポーズや変わったことをしているとき」といった、何気ない瞬間にするというオーナーが多く見られた。
ペット総研はこの結果について、「ペットの撮影では、日常生活の何気ない瞬間にこそ、最高のシャッターチャンスが潜んでいることが多いようだ」と分析。また、「動きが速く、じっとしてくれないペットの撮影では、とにかく『常に持ち歩けていつでもすぐに撮れる、シャッタースピードの速いカメラ』がもっとも理想的なのでは」とコメントしている。
関連URL: ペット総研 「ペットとカメラライフ」