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おぼれる愛犬とオーナーを、○○○が助ける?! オーストラリア

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 豪テレビ局「チャンネル7」が伝えるところによると、その女性、キャリン・ギッシャムさんが今週火曜、南オーストラリア州カリッカリンガの海岸を愛犬と散歩しているときに事件は起きた。

 愛犬の1頭、イングリッシュ・コッカー・スパニエルの「ラムジー」がいつものように、カモメを追って崖から海に飛び込むまではよかったのだが、その日はいつもより波が高く、岸に上がれなくなってしまった。

 このままではラムジーがおぼれると慌てたギッシャムさんは、流されていく彼を見失わないように崖沿いに追跡していたが、うっかり足を踏み外し、自身も海に落ちてしまった。波に翻弄され、ラムジーの救助はおろか、沈まないようにもがくので精一杯という状況のなか、ふと周囲に目をやると、水面から背ビレが突き出しているのが見えた。

 「最初は“最悪……サメだわ!”と思った」というギッシャムさんだったが、ほかにも複数の背ビレが見えたとき、それがイルカの群れだと気がついた。驚いたことに、イルカたちはラムジーを取り囲むように円陣を組んで岸へと誘導し始め、さらには彼女が陸にあがるのを手伝ってくれたというのだ。

 「イルカたちは私のまわりに集まってきて、岩に這い上がれるように押し上げてくれたの」 ギッシャムさんはそのときのことをこう振り返り、未だ信じられないといった面持ちで「まさに奇跡だわ」とコメント。また、これからは決してノーリードにしないことを、心に誓ったそうだ。

 まるで映画や小説に出てきそうな話だが、イルカやクジラのように知能が高度に発達した動物は、他の生き物のSOSを察知してレスキューにやって来るケースが実際にあると聞く。動物好きとしてはちょっと憧れるシチュエーションではあるが、その前に、まずは愛犬を安全に散歩させることを心がけたいものだ。

関連URL: チャンネル7 関連記事(英語)

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