英タブロイド紙「ザ・サン」によると、件の場所は、オランダ・アルメレにあるコーニンギン・ベアトリクス公園。Googleマップでこの場所をズームして見てみると、池にせり出した桟橋のうえに人影と、その足元から長くのびる赤い筋がくっきりと写っていることがわかる。
人が倒れているように見えることや、赤い筋がまるで死体をひきずったときの血の跡のように見えることから、この公園の近所に住む人が殺人現場の画像としてネットに投稿し、瞬く間に話題を呼びメディアをにぎわせる結果に。
しかし、Googleがこの写真を撮影したのが2009年と、ずいぶん時間が経っていることから、地元警察も捜査は不可能とし、真相は闇のなかかと思われた。
ところが最近、「これ私だわ!」と名乗り出る人物が現れた。ジャクリーン・ケーネンさんは例の画像を見て、愛犬のゴールデン・レトリーバーのしわざだとすぐに気づいたという。
なんでも、愛犬「ラマ」は水遊びが大好きで、桟橋から池に飛び込み、ぐるっと泳いで陸に上がり、また飛び込む……という遊びを延々楽しむのだとか。びしょぬれのラマが橋を歩いた跡が、血のように見えた赤い筋というわけだ。
思いも寄らないかたちで、あっという間に愛犬が有名になったことについて、ケーネンさんは困惑するどころか、「最高!」と喜んでいるとか。
ワールドペットニュース
Googleマップに写った殺人現場 “犯人”は犬 オランダ
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