ギネス世界記録が28日に公式サイトで発表したのは、「世界一毛の長い猫」の記録。新しいレコードホルダーは、米ロサンゼルス在住のアン・マリー・エイヴィさんとエリック・ロサリオさんカップルの愛猫、オスのヒマラヤン×ペルシャミックス「ミャオ大佐(Colonel Meow)」だ。
昨年、そのあまりの毛吹きのよさと、味のあるいかつい顔が注目を集め、FacebookやInstagramなどで一大センセーションを巻き起こしたので、見覚えがある愛猫家も多いはず。そんな彼が、被毛の長さ22.87センチの記録で、今回見事に世界一の栄冠を勝ち取った。
この記録は3名の獣医師がそれぞれ測定したミャオ大佐の被毛の長さの平均値を取ったものだそうで、体のどの場所の毛なのかは明らかとなっていないが、人で考えると、ボブぐらいの長さにはなりそうだ。
オーナーのエイヴィさんは「この子が世界一の猫だとは思っていたけど、ギネス世界記録に認定される喜びは格別」とコメント。しかし、世界一毛が長いだけあり、ミャオ大佐の被毛の手入れや抜け毛処理は相当大変のようで、「家中に毛まみれで、室内のありとあらゆるところに粘着式ローラーが置いてある」のだとか。
元捨て猫で、エイヴィさんと運命的な出会いの末、今や名実ともに世界一の猫となったミャオ大佐。しかしエイヴィさんがギネスの取材に答えたところによれば、彼の野望はこんなものではないらしく、最終目的は「世界征服」だそうだ(なぜ?)。
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世界征服をもくろむ 「世界一毛の長い猫」
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