7歳以上の愛猫と暮らすオーナー1098名を対象に実施されたこのアンケートによると、まず「現在の健康状態」について、「良い」「普通」と回答したオーナーを合わせると実に92.8%にのぼり、おおむね健康的なシニアライフを送っていることがわかった。
また、食欲に関して「旺盛」「並」が92.1%、遊びも「とても好き」「まぁまぁ好き」が88.2%と、年齢を重ねた猫たちも食べることや遊びに対して、関心が高いことがうかがえた。
そんな元気の秘訣について、「体にいいサプリメントを与える」「いつもと様子が違えば病院へ」など健康にまつわるコメントに並び、「ストレスをかけない」「自由にさせる」といったメンタル面へのケアをあげる人が多く見られたという。
さらに、若い猫オーナーへのアドバイスでは、「療養食もたべられるように慣らしておくこと」「マグネシウム量の少ないご飯を選ぶ」などの食事管理をはじめ、「定期健診」「去勢・避妊手術」をすすめる意見などがあげられた。
ペット総研は今回の結果について、ストレスケアの重要性をあげる人が多かったことから、「変化を嫌い、マイペースに生きることを好む猫たちの習性を考えると、自然体で暮らすことが、結果として健康維持によい影響を与えているのかもしれない」と分析している。
関連URL: ペット総研 「シニア猫の健康の秘訣」