犬オーナー1440名を対象に行われたこの調査では、「健康管理」「食事管理」など、5つのカテゴリーごとに5段階評価で自己採点を行い、2013年の愛犬との生活を多角的に振り返る総括アンケートが行われた。その結果によると、全体の約8割が2013年1年間の愛犬との生活に対し、「充実していた」と回答した。
具体的な項目別に見ると、ワクチン接種や健康診断などの愛犬の健康にまつわる管理状況や、飼育環境における衛生管理については、高い割合でおおむね「ちゃんとできた」と感じている人が多く、逆に自己採点がもっとも低かったのは、意外にも愛犬の食事管理だった。健康を気にしつつも、ついおやつをあげすぎたり、人の食べ物をあげてしまうという人が多いようだ。
一方、さらに詳細な項目について聞く「ペットとのライフスタイル動向調査」では、たとえば「レジャー・旅行に出かけたか」や「ドッグランに行ったか」などの愛犬とのおでかけに関する設問では、半数以上が「出かけていない」「利用していない」と回答。また、「鑑札・狂犬病予防接種済票・マイクロチップの装着」といった項目の実行率がおしなべて低く、あまり個体識別に対する意識があまり高くない現状がうかがえた。
なお、同サイトでは猫オーナーに対しても同様のアンケートを実施しており、近日その結果を発表する予定だ。
関連URL: ペット総研 「ペットの通信簿2013=犬編=」