1. ペット大好き!
  2. ワールドペットニュース
  3. 猛犬から飼い主一家の愛息子を助けたお手柄猫! 米国

ワールドペットニュース

猛犬から飼い主一家の愛息子を助けたお手柄猫! 米国

海外

 米カリフォルニア州の地方局「KERO」が報じるところによれば、同州サウスウエスト・ベイカーズフィールド在住のトライアンタファロ一家の防犯カメラが、ことの一部始終を記録していた。

 映像によれば、事件が起きたのは現地時間13日の午後4時50分ごろ。一家の息子、4歳のジェレミーくんが庭で自転車に乗っていたとき、どこからともなく1匹の犬がやってきた。その犬はジェレミーくんを見つけるや否や、気づかれないようそっと彼の背後から忍び寄り、脚に噛みついたとたん、ジェレミーくんを振り回し始めた。

 そのとき、一家の愛猫「タラ」が一目散に犬に向かって体当たりし、ジェレミーくんから引き離したあと、追いかけて追っ払ったのである。さらに、犬が庭から出ていったことを確認すると、ひるがえってジェレミーくんのもとに駆けつける姿まで、映像には残されている。

 記事によれば、母親のエリカさんはジェレミーくんの悲鳴を聞き、彼のもとに駆けつけたものの、のちに夫のロジャーさんから防犯カメラの映像を見せられるまでは、タラが体を張ってジェレミーくんを助けたことは知らなかったのだとか。

 幸い、脚を噛まれたジェレミーくんは10針ほど縫ったものの、大事には至らなかったようだが、ロジャーさんが編集しYouTubeで公開している動画を観ると、脚に残された噛み傷がとても痛々しい。

 「(タラが助けてくれなければ)もっとひどいことになっていたかも」とエリカさんは振り返る。ジェレミーくんも、「タラは僕のヒーロー」とコメントしている。

 ジェレミーくんを襲った犬は近所の家で飼われている生後8ヶ月のラブラドールミックスで、他局の記事によれば、事件後まだ近所をうろついていたため、エリカさんが追い払おうとした際、彼女のことも噛んだという。事件後、飼い主はこの犬を自主的に地元の動物病院に連れていったそうで、現在は10日間の検疫期間に入っている。

※5月16日追記:ジェレミーくんを襲った犬は、検疫期間終了後、安楽死される見通し

関連URL: YouTube 「My Cat Saved My Son」(英語) KERO 関連記事(英語) ※動画あり

  • ペット保険比較 あなたのペットに最適な保険を選ぼう
  • メルマガ会員募集
  • 4コマ漫画「ネコチチイヌハハ」
  • 全国のペットショップの採用情報
  • ペットライブラリー株式会社
  • あにまるケアハウス