ポピーは1990年生まれの24歳。人間年齢に換算すると、100歳を優に超えるご長寿猫だ。昨年、米カンザスの前記録保持猫「ピンキー」が23歳で亡くなったことを受け、空席となっていた同記録に対し、今年2月にジャッキーさんが申告を行い、今回正式に認定された。
幼少期、ポピーはふたつの家族のもとを転々とし、5歳でジャッキーさんの母、マーガレット・コーナーさんに引き取られた。10歳のとき、ジャッキーさんが現在の夫と同棲するために実家を出る際に一緒に引っ越したそうで、現在はジャッキーさん夫婦とふたりの息子、4匹の猫(ポピー含まず)、2匹のウサギと1匹のハムスターという大所帯でにぎやかに暮らしているという。
ポピーはすでに目も耳も不自由で、体力も衰えてきているものの、それでもまだまだ“現役”だそうで、ほかの猫がちょっかいを出すと叱りつける、一家のボス的存在なのだとか。そんなポピーの長寿の秘訣について、ジャッキーさんは「いい食事と適度な運動」だと語る。
「ポピーはよく散歩をするし、たくさん食べるわ。朝食にビスケットを食べて、そのあと缶フードも食べるのがお決まりだけど、太ったことは今まで一度もないわね」
ただ、たまには人の食べ物を与えることもあるそうで、ケンタッキーフライドチキンやフィッシュ・アンド・チップス、ケバブなどを食べることも(ほんの少しみたいだが)。体を気遣いつつ、あまり神経質にならないのも、健康と長寿の秘訣かもしれない。
なお、史上もっとも長生きをした猫は、米テキサスのジェイク・ペリーさんの愛猫「クリームパフ」で、1967年生まれ、2005年没の38歳3日だそうだ。
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