1. ペット大好き!
  2. ワールドペットニュース
  3. 気温38度の中、亡くなった飼い主のそばを離れなかった犬

ワールドペットニュース

気温38度の中、亡くなった飼い主のそばを離れなかった犬

海外

 米オクラホマ州オクラホマシティの道路脇で、ホームレスの男性が倒れているのが発見された。当時気温は38度を超える暑さだったが、そのブルテリアは飼い主のそばを離れることなく、まるで倒れている飼い主をガードしているようだったと動物管理官は話した。

 警察によると、男性はすでに死亡していたが、事件性は見られず、死因は不明だが自然死とみられている。亡くなったのはロナルド・ワードさん(73歳)で、そばを離れなかったブルテリアはワードさんが面倒をみていた犬だとわかった。警察が、ブルテリアをワードさんから引き離そうとしたが、犬はワードさんのそばから離れたがらず、オクラホマシティ動物シェルターの動物管理官に引き渡された。

 シュルターに置かれた犬は、他の犬に吠えられても反応せず、食べることも拒否し、深い悲しみにひたり、「ひたすら飼い主が戻ってくるのを待っているようだ」と動物管理官は話した。

 動物福祉管理者のシェルダン・ロウリーさんは、「犬は飼い主のそばに戻りたがっていました」と語り、別の動物福祉監督ウェンディ・ピアソンさんは、亡くなったワードさんがこの犬をとても深く愛して、よく面倒をみ、大切に育てたのがわかる、と話した。ピアソンさんは、「この犬を見れば、ワードさんがどんな人格者だったかがわかる」と語っている。

 ブルテリアは、この後シェルターで新しい飼い主を探すことになっていたが、ロウリーさんたちが亡くなったロナルドさんの親族を探し出し、ブルテリアのことを相談したところ、その親族に引き取られることになった。ブルテリアは、初対面の親族の声を聞き、ワードさんを思い出したのか、喜んでついていったという。

関連URL: 「DAILY NEWS」掲載記事(英文)

  • ペット保険比較 あなたのペットに最適な保険を選ぼう
  • メルマガ会員募集
  • 4コマ漫画「ネコチチイヌハハ」
  • 全国のペットショップの採用情報
  • ペットライブラリー株式会社
  • あにまるケアハウス