マット・スタンレーさんとアンドリュー・フランダースさんが、ノーサンバーランド州の海岸でサーフィンを楽しんでいると、若いアザラシが近づいてきて、サーフボードに興味を示したというのだ。最初、アザラシはアンドリューさんの脚を海中でつつき、好奇心を表した。
スタンレーさんは「一生に一度の貴重な体験でした」と語る。アザラシは、スタンレーさんがパドルして波を捕まえようとすると、同じように泳いで追いつき、スタンレーさんが乗っているボードに同じように乗ろうとした。最初はバランスをとるのが難しく、アザラシは何度も海中に落ちるので二人はアザラシを支えてやる必要があった。アザラシはできるだけ長く、ボードの上に乗りたがったという。
スタンレーさんは、「こんなにアザラシが近づいてきたことは初めて。以前にもアザラシがいたが、遠く離れているだけだった」と話す。アザラシは約45分ほどサーフィンを楽しんだあと、沖に帰っていった。
コーンウォールのアザラシ保護地域のスポークスマンは、「私たちは、アザラシが留まれるようにサーフボードを持っている。野生のアザラシの中にも、このようにサーフィンを楽しみたがる好奇心旺盛なアザラシがいるかもしれないが、みなさんにお願いする。アザラシには触れないでください」と語っている。
関連URL: 「BBCニュース」掲載記事(英文)