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名前のどこかに猫がいる印鑑が評判に

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 江戸時代の浮世絵には、猫特有の柔らかい身体の曲線を上手に取り込んで、文字を構成した「当て字」というシリーズがあり有名だが、こちらの印鑑は、名前の文字(漢字やひらがな)の一部分がさまざまなポーズの猫で表現され、自然な形で名前と猫が共存するデザインになっている。

 そもそも、どうして印鑑の名前に猫を入れ込むことを思いついたかというと、印鑑デザイナーの城山さんが、文字(漢字)を見ているときに「ここが手で、ここが足で…」と自然と動物の形が思い浮かび、それを猫のポーズに置き換えてみたところ、思いのほか違和感なく、文字として成立したからだという。注文が入ると、名前の一部を書き出してみて、どの文字が猫のポーズとして成立するのか、いくつか案を考えたのち、最良と思われるものをお客様に提示、確認後にデザイン作業に取りかかる。また、この猫のこんなポーズで、という希望にそうことも可能だという。

 8月19日から販売をスタートした株式会社城山博文堂の「ねこのはんこ・ニャン鑑」だが、一気に注文が殺到したため、現在は受注をいったん休止するほどの大人気。受注再開は、9月16日をめどにしているとのことだ。

関連URL: 株式会社 城山博文堂(おもしろMY印鑑)

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