アンケートの結果では、9割のドッグオーナーがデンタルケアの重要性を認識しながらも、実際には毎日の歯磨きができておらず、さらに7歳以上の愛犬をもつオーナーの半数以上が口臭に異変を感じているにもかかわらず、動物病院の診察を受けていないと回答した。犬の歯周病は、命に係わる危険があるにもかかわらず、ケアに関する認識が甘い実態が明らかになった。
今回のアンケートでは、動物のデンタルケアに関する第一人者である「とだ動物病院」の戸田功院長の監修により、デンタルケアの実態と今日から始められる対策も紹介されている。一部を紹介すると、人間と犬のデンタルケアの違いを理解すること、硬いものを噛ませればデンタルケアになるという誤認識、愛犬が嫌がらない歯磨き方法、シニアの仲間入りをする7歳前後に起こる危険シグナルの見分け方などがアドバイスされている。
犬と猫の健康的な長生きの実現に向け、適切な「食事」「運動」「定期予防」に関する正しい知識の啓発を通じ、日本をペット長寿国No.1にすることを目指す「ペット長寿国プロジェクト」は、「アイムス」「ユーカヌバ」などプレミアムペットフードブランドのP&Gジャパン、ペット保険の「アニコム損害保険株式会社」、メリアル・ジャパン株式会社と日本全薬工業株式会社によるペット保護プロジェクト「セーブペットプロジェクト」、愛犬用健康サービス「わんダント」を提供する富士通株式会社、および獣医師により立ち上げられた。
ワールドペットニュース
ペット長寿国プロジェクトが「犬の歯と健康に関する調査」を実施
アンケート