607人からのアンケート回答を集計した結果、ペットを飼って困ったことの1位は「高額な入院費(37.9%)」で、4人に1人が10万円以上の入院費を払った経験があると回答。ペットオーナーの約6割は、ペットの入院経験があり、そのうち医療費が高額になりやすい手術を伴う入院は4割以上。実際には25.4%の人が10万円以上の入院費を支払っており、中には30万円以上支払ったという回答もあった。
ペットを飼って困った経験の第2位は、「いくらしつけても治らない(36.2%)」で、特に2歳以下のペットを飼っている人に絞って回答をみると「いくらしつけても治らない」が48.3%と全体よりも12%も高く、ペットが小さいうちは医療費よりもしつけに困っていることがわかった。
ペット保険については、約9割が「知っている」が、加入しているのは2割に満たない結果となった。ペット保険で重視する点は、「毎月の保険料が安い」が68.7%、続いて「入院・手術費・通院の補償金額が多い」が44.8%、3番目には「サポート体制の充実」を40.4%の人が選んでおり、掛け金とサポートを重視する傾向がみられた。
関連URL: ペット医療に関する調査結果(au損害保険株式会社)