「ペットとの暮らしの中でケガや事故の経験や、ケガや事故にはならなかったがヒヤリ・ハットの経験があるかどうか」という質問に対し、有効回答616件の中の34件が「大ケガや大事故の経験がある」、158件が「ケガや事故の経験がある」、318件が「ヒヤリ・ハットの経験がある」と回答した。
ケガや事故の発生状況・場所について、「大ケガ・大事故」経験では、「リビングでの誤飲17.6%」「リビングでの落下8.8%」「リビングでの骨折5.9%」と続き、「ケガ・事故」経験では、「散歩中の交通事故12.9%」、「リビングでの誤飲12.3%」、「ヒヤリ・ハット」経験では、「リビングでの誤飲17.1%」「散歩中のかみつき6.3%」という回答順になった。
ケガや事故を経験した時の家族の状況については、52.4%が「ペットの近くにいた」、18.8%が「同じ部屋(場所)にいた」、13.1%が「一緒に遊んでいた」と回答し、8割を超えるケガや事故は、ペットと飼い主がいつも一緒に暮らしている、飼い主が一番目の届くはずのリビングで起きていることが多いという結果になった。
年末年始は、外出や人の集まる機会が増え、いつもと違う慌ただしさで、事故やケガが起こりやすくなってしまう。おせち料理などを犬や猫の手の届くところに出しっ放しにしないなど、いつも以上に注意したいものだ。
なお、同調査において、「大ケガ・大事故」については「発生後、すぐに動物病院に通院し、手術・入院等を行ったもの」で、「ケガ・事故」については「上記以外の通院治療、もしくは通院しなかったもの」、「ヒヤリ・ハット」については
「ケガをしそうになった、事故に遭いそうになった経験」として集計されている。
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