TOKYO ZEROは、世界中から人が集まる東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年までに、世界にほこれる「動物福祉先進都市」東京の実現を目指し、不幸な犬や猫を「ゼロ」にしていく活動を行っている。
その活動の一環として、この日、「呼びかけ人」のATSUSHIさん(ダンサー:Dragon Ash/POWER of LIFE)、小林里香さん(モデル)、塩村あやかさん(東京都議会議員)、田辺アンニイさん(「それでも人を愛する犬」著者)、ハリス鈴木絵美さん(change.org日本代表)、藤野真紀子さん(前衆院議員、料理研究家)、宮本亜門さん(演出家)らが、望月環境相へ署名と要望書を直接手渡した。
また、TOKYO ZEROを実現するために掲げている3つの解決策、(1)ペット産業適正化のために販売を開始する子犬・子猫の「8週齢規制」を次回の動物愛護法改正までの実現してほしい、(2)「動物愛護センター」を保護動物を譲渡するための「ティアハイム」的施設に転換してほしい、(3)殺処分率を下げ、譲渡率を高める取り組みを行って欲しい、という要望を伝えた。
望月大臣は、「もちろん悪質な業者を取り締まるとか、しっかりやっていかないとと思っています。~略~環境省もやりますが、文科省による子どもたちの教育など、様々なことを通して国民的な運動にしていかないと、なかなか……。私もよく『別に、買いたい人がいるんだから、なんでそこまで。自由じゃないか』ということを逆に言われたりするんです。少なくとも我々には限界があるなかで、皆さんのような方たちが今回のような役割をはたしていただけることがありがたいなと思います」などと話したという。
関連URL: 「TOKYO ZERO」HP