今回「ペット総研」が行ったのは、犬と暮らすオーナーにとって2014年はどんな年だったか、1年を振り返る毎年恒例のアンケート調査だ。

　2014年の『愛犬との生活の充実度』に対する自己採点は、「充実していた」（35.3％）、または「まぁまぁ充実していた」（43.3％）と回答。全体の８割弱が愛犬との生活に満足している結果となっている。

　『健康管理』に対する自己採点は72.2％（昨年74.5％）のオーナーが「よくできた」「まぁまぁできた」と感じており、『食事管理』に対しては55.3％（同58.5％）が「よくできた」「まぁまぁできた」、『デイリーケア』に対しては56.9％（同59.6％）が「よくできた」「まぁまぁできた」、『飼育環境』に対しては68.5％（同72.3％）が「清潔だった」「まぁまぁ清潔だった」、『お散歩・運動』に対しては63.3％（同64.4％）が「十分した」「まぁまぁした」と、それぞれ回答している。結果、全項目において自己採点結果が昨年よりわずかながら低下している。

　『ライフスタイル動向調査』では、「ペット保険に加入している」が27.9％で、昨年に比べて1.4ポイント増加しているが、マイクロチップの装着率は18.9％（同19.4％）、「鑑札を着けていた」は31.5％（同35.8％）、「狂犬病予防注射済票を着けていた」は26.1％（同30.3％）など、いずれも昨年に比べてポイントが下がっている。その他の項目である「ペットホテル・ペットシッターの利用」や「レジャー・旅行」「ドッグラン」「お誕生日祝い」「同じ布団で寝る」といった全項目（除く「ペット保険」）においても、昨年よりポイントが低下している。これは消費税増税などのあおりを受け、愛犬家のお財布のひもがきつくなっているからかもしれない。

　なお、「ペット総研」では現在、第82回アンケート調査「ペットの通信簿2014 ＝猫編＝」を2月3日まで実施中で、調査結果は2月下旬に公開される予定だ。

関連URL: 「ペットの通信簿2014　＝犬編＝」調査結果 ペット総研HP