動画は小型機に設置されたカメラが自動的に捉えたもの。問題なく離陸し、上空にさしかかったころ、画面向かって右手の翼の中からなにやらもぞもぞ動くものが。徐々に姿を現したそれは白黒の猫! 猫は風にあおられ、エンジンの音が不愉快なのか、何度も鳴き声を上げているが、枠に前足を掛け、パニックを起こすこともなくおとなしくしている。
猫を見つけたときのパイロットの驚愕の顔、そして絵に描いたような二度見。しかし、パイロットも慌てることなく、助手席に座る乗客にマイクで、猫を刺激しないために慌てないで、猫の方を向かないようにと指示を出す。
こうして約20分間のフライトを終え、無事、飛行機は着陸。翼から猫を降ろすため、抱き上げようと手を伸ばすが、猫は、「空中散歩はあまり愉快ではないわね」とでも言いたげに、さっさと自力で去って行った。
お気に入りの場所に潜り込んだら、自分がその気にならないと出てこない猫。気に入らない来客があったりすると、一瞬にして忍者のごとく気配を消すことができる猫。今度この飛行場では、離陸前に猫チェック点検が取り入れる必要があるかも知れない。
ワールドペットニュース
空飛ぶ散歩を楽しんだ猫、まさかこんなところに猫が?!
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