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アニコム損保調査、飼い主が犬にかける年間支出は34万円、猫は17万円

アンケート

 調査は、2015年の1月1日から12月31日までの1年間にペット1頭に支出した費用について、インターネット上で行われた。有効回答数は3,976。1年間に犬にかかった費用は平均で339,488円(前年比94.5%)、猫は171,216円(同92.7%)で、いずれも前年より出費が減った結果となった。

 特に減少が目立つ「病気やケガの治療費」は、犬が57,822円で前年比71.5%、猫が35,749円で前年比71.7%だった。減った理由として、「薬が効いた」、「フードを変えたら皮膚炎がよくなった」、「信頼できる獣医師と出会えた」など健康を維持するための注意点などがわかったので、無駄な通院、検査が減ったことをあげる飼い主がみられた。あわせて「ワクチン・健康診断等の予防費」も、犬で23,282円(同82.2%)、猫で10,898円(同84.5%)と減少している。このほか目立って出費が減っているものは、犬の「ドッグランなど遊べる施設」が5,661円で前年比76.4%だった。

 一方、増加しているものは犬の「しつけ・トレーニング料」が55,032円で135.5%増、「ペット保険料」が犬は42,538円(同111.8%)、猫は30,767円(同105.8%)だった。また、「防災用品」が、犬で6,026円(同107.4%)、猫で6,757円(113.3%)と防災に対する意識が高くなっていることがうかがえる。

 2016年1年間にペットにかける費用の見込みを聞いたところ「増加する見込み」が28.3%、「変わらない見込み」が44.0%で「減少する見込み」の5.7%を大きく上回った。「増加する」理由としては、トリミングや洋服、旅行費用など犬と一緒に楽しむための出費が増えることを予想する人が多かった。

 若齢の犬猫の飼い主からは「自然派食品」や「肥満予防」など健康志向の高まりの一方、シニア層の飼い主からは、「今年から定期的に健康診断を受けさせようと思っている」や、「高齢化に伴い、フード、予防費、治療費がかかる可能性がある」「年齢的に病院にかかる回数が増えそう」などの理由があげられた。

 出費が「変わらない見込み」と答えた飼い主からは、「今年はこれ以上病院へ行かなくてすむよう希望もかねて」「変わらない生活を続けてあげたい」「加齢による病気があるかもしれませんが、ないことを祈るからです」など、愛犬、愛猫の健康な暮らしを願う想いが伺える結果となった。

関連URL: 毎年恒例! ペットにかける年間支出調査(2015年)犬にかける費用は年間34万円、猫は17万円 アニコム損害保険株式会社

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