滋賀県湖南市の仮想都市「こにゃん市」のこにゃん市長選挙は、2月22日に公示され、3月1日から20日まで立候補の受付が行われた。今回の市長選には前回の市長選で再選を果たした現職のジュリア―ノ(オス)は立候補せず、市内に住む3頭の猫が立候補の届け出をした。3月21日から4月20日までの1ヶ月間、インターネットによる投票が行われ、総数2,356票中、1,318票を集めた「きゃら」が当選。4月22日に当選結果が発表された。
「きゃら」が市長選に挑戦したのは今回で2回目。飼い主のいない猫だったら「きゃら」は、2016年9月に、岡田啓之さんの自宅に迷い込んで来、その後、岡田さんが所長を務める市内の旅行会社で「看板猫」として職務に励んでいる。こにゃん市長の任期は1年で、動物にやさしいCityをめさして、湖南市の観光振興と動物愛護思想の普及を図ることを目的に行われる。
任期は1年間で、市長に選ばれた猫は、市内で開催されるイベントやブログなどに参加し、その様子を童画や写真などのメディアで観光PRと動物愛護啓発に活用される。
関連URL: 第8代目のこにゃん市市長選