ニュージャージー州にある「ハスキーハウス」というハスキー犬の保護施設に、ひときわ変わった顔立ちのハスキーがいる。
ジュリビーという名前のメス犬で、斜視のため驚いたように大きく見開いた目が特徴的だ。彼女は18ヶ月の間なかなかもらい手が現れず、施設でさみしく暮らしていた。
そこで施設のスタッフがジュリビーの里親を見つけるため、顔写真とともに以下のプロフィールとメッセージをフェイスブックに投稿した。
「私の名前はジュリビー。4才のメスのハスキーで、このハスキーハウスに長いこといます。私はブリーダーのところで生まれたんだけど、私の見た目が変で売れないからここに連れられたんです。
ハスキーは威厳があって格好いいはずなのに、どうして私はそう見えないのかわからない。もっと美しかったら誰かがもらってくれるのに。
私は人が好きだけど、ちょっとシャイです。だってみんな私の顔をみて笑うから。
面白い顔のハスキーを誰かいりませんか?私はこんな見た目だけど可愛がってくれる家族がほしいです」
この投稿はインターネット上で瞬く間に話題となり、150を超える里親の応募が殺到した。
審査の結果、以前ハスキーハウスでハスキー犬を引き取った経験のある飼い主がジュリビーの里親となった。ジュリビーはほかのハスキーの友達と一緒に新しい生活を楽しんでいるようだ。
ハスキーハウスは保護犬への意識を高めるため、ジュリビーの顔がプリントされたTシャツの販売を始めた。利益は犬の保護と施設の運営費に充てられる。
Tシャツ販売サイト:Husky House Team Jubilee Tees
関連URL: How the world's funniest-looking dog finally found a home