日本とアメリカではライフスタイルや家の大きさの違いなどから、ペットとして好む犬種も大きく異なる。
4月末、アメリカン・ケネルクラブが2019年の人気犬種ランキングを公表した。それによると、一番人気だったのはラブラドール・レトリバーで、29年連続で首位となっている。2位以下の結果は以下のようになった。
2位:ジャーマンシェパード
3位:ゴールデンレトリバー
4位:フレンチ・ブルドッグ
5位:ブルドッグ
6位:プードル
7位:ビーグル
8位:ロットワイラー
9位:ジャーマン・ショートヘア・ポインター
10位:ウェルシュ・コーギー・ペンブローグ
コーギーがトップ10に入ったのは今回が初めて。エリザベス女王や前カリフォルニア州知事がコーギーを飼っており、メディアでの露出が多かったせいか人気が高まっている。可愛いのはもちろん、社交的で一緒にいて楽しい犬種だ。
現在コロナウイルス感染予防のため多くの人が外出を制限され、ペットのニーズは6倍以上に増えている。人気の犬種の子犬はすべて売り切れており、動物保護施設で暮らす多くのミックス犬たちも里親を見つけているようだ。
コロナが収束し、これまでの日常生活が戻った後も犬の面倒がみれるか。先々のことをよく考えて飼ってほしいとアメリカン・ケネルクラブは警鐘を鳴らしているが、アメリカでの犬人気は当面の間続きそうだ。
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