日本は寒波によって各地で大雪になっているが、アメリカ東海岸でも雪嵐が訪れているようだ。
腰の高さまで積もった雪に困り果てる人々の姿がニュースに映し出されるが、それとは裏腹に雪に大喜びしているのが犬たちだ。
ニューヨークに暮らすハナフィンさん一家が飼っている2匹のゴールデンレトリバー犬兄弟は、産まれて初めて雪を目にした。その時の反応を捉えた動画がネットニュースで紹介されて話題となっている。彼らの愛らしさに思わず笑みがこぼれ、心が温かくなるだろう。
動画ではレトリバー犬のハリーとルイスが家のガラス戸の向こうを驚いた様子で見つめている。前日の吹雪のせいで地面には90センチ近くの雪が積もっており、庭一面が真っ白な状態。
主人がガラス戸を開けると、2匹は少し怖がりながら前足で雪に飛び乗ろうとする。すぐに崩れる雪のやわらかさと冷たさに驚いた様子だったが、尻尾を振って果敢に雪の中に飛び込んでいく。2匹は水遊びをしているかのように、雪の中でジャンプしながら戯れあっている。
大喜びの2匹はその後ずっと雪の中で遊び続けて家に戻ろうとせず、主人は2匹の好物であるホットドッグで誘い込まなければならなかった。そして雪が降りはじめると、2匹は空を見上げて口を開け、舞い落ちる雪を食べようとしていたそうだ。
まるで子供のように純粋に雪に感動し、はしゃぐ犬の姿を見ていると心が洗われる気持ちになる。人間だって誰しも幼いときにそんな瞬間があったはず。ペットを飼っていると、普段見過ごしがちな自然の変化に気づき、その楽しさやありがたさを感じられるのかもしれない。
関連URL: Golden Retriever Brothers Play in Snow for the First Time – And it Will Warm Your Heart