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ワイキキのビーチに現れたアザラシの母子に注目集まる

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ハワイで見られる海洋生物といったら熱帯魚やウミガメが代表的だが、今年の夏は大きくて丸い目が愛くるしい希少な動物が子育てのためにやってきた。

観光客で賑わうワイキキ・カイマナビーチの砂浜に寝そべっているのは、温暖な地域に生息するモンクアザラシの母親と生まれたばかりの赤ちゃん。
母親はロッキーという名前で、アメリカ海洋大気庁によるとロッキーは7月9日に出産し、赤ちゃんはいまのところ健康に育っているようだ。ロッキーはこれまでカウアイ島で12頭の子どもを産み、2017年にカイマナビーチで13頭目を産んだ。カイマナビーチで産まれた初めてのアザラシとして、その赤ちゃんはカイマナと名付けられた。
そして今年、またロッキーはまたカイマナビーチに戻ってきて14頭目を無事に出産した。アメリカ海洋大気庁とハワイ海洋生物保護局は連携をとりながら2頭を観察し、アザラシが子育てに専念できるように周囲にネットを張って観光客が近づけないようにしている。

それでも連日、無知な観光客が網をくぐって近づこうとして警告されているが、これは非常に危険な行為である。子どもを外敵から守るため母親のロッキーは神経質になっており、むやみに人が近づくと噛み付いて大怪我を負わせる危険もある。アザラシだけでなく人の安全のためにも両者は適度な距離を保たなければならない。

当局によると、2頭は子どもが自力で泳げるようになるまであと5〜9週間カイマナビーチに滞在し、別の場所へと移動するようだ。
この夏ハワイへ旅行に行く予定の人はぜひ双眼鏡を持ってカイマナビーチへ足を運んでみてほしい。

関連URL: Hawaii's newest monk seal, Waikiki's fiercest mother

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