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見知らぬトラックに乗ってしまった鶏が飼い主と再会

海外

にわとりが飛べないのは周知の事実であるが、アメリカバーモント州で1羽のにわとりが家から13マイル(21キロ)離れた場所へ長旅に出て飼い主を心配させた。

アメリアという名前のその雌鶏は飼い主であるレベッカさんの家畜で、普段は食べものを求めて庭の土を掘り起こしたり、ほかのにわとり仲間と過ごしたりと、いたって普通のにわとりだ。ひよこの頃から飼っているのでレベッカさんはアメリアをペットのように愛情を注いで世話をしてきた。

しかしアメリアは田舎暮らしに飽きて都市に行きたくなったのか、ある日突然姿を消してしまった。
どうやらアメリアは家の近くに停まっていたトラックの車台の小さな隙間に入り込み、そのままダウンタウンへロードトリップに出かけてしまったようだ。

トラックを降りて街をふらついていたアメリアは、たまたま朝の散歩に出かけてロ・ファサノさんの目に留まった。彼女は近くの動物保護団体や警察に電話をしたものの、にわとりは受け付けていないと言われた。
ロ・ファサノさんはアメリアを放っておけず自宅へ連れて食べ物と寝る場所を与えた。アメリアの飼い主情報を求めてソーシャルメディアにアクセスしてみると、Facebookでレベッカさんの情報を見つけた。13マイルも距離が離れているけれどひょっとしたら…というロ・ファサノさんの勘は見事に当たった。アメリアは無事に自宅に戻ることができ、レベッカさんは心底安心した様子だった。
両者をつないだロ・ファサノさんも「ハッピーエンドで終わって本当に嬉しいわ」と喜んだ。大冒険をしたアメリア自身はどんな心境だったのか気になるところだ。

関連URL: Stowaway chicken reunited with owner after catching 13-mile ride

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