2022年も残すところあと2ヶ月となった。コロナは終焉しないものの、多くの国が外国人観光客を受け入れ、外交活動もコロナ前のように活発になってきた。
岸田文雄首相は日豪首脳会談に出席するため、10月21日から23日にかけてオーストラリアを訪問した。オーストラリア西部のパースでアルバニージー首相と会談し、安全保障に関する新たな共同宣言に署名したり、防衛協力の強化を打ち出した。
両首相は会談後に記念撮影をしたが、そのときに2人が腕に抱えているのはオーストラリアを代表する動物コアラである。その様子をとらえた動画を「7NEWS Sydney」がSNSに公開した。
2頭のコアラの大きい方はアルバニージー首相に抱き抱えられ、背中をさすってもらって嬉しそうな様子。小さいコアラは岸田首相が気に入ったようで、撮影が終わって引き離そうとしても後ろ足の爪でがっちりと岸田首相首相の上着をつかんで嫌がっている。ポーカーフェイスの首相もこのときばかりは頬が緩んでしまった。かわいくて甘えん坊なコアラたちは、両国の関係強化に貢献してくれたようだ。
気候変動による山火事で減ってしまったコアラやその他の野生動物を守るためにも、両首相には安全保障だけでなく環境対策にも力を入れてほしいものだ。
ワールドペットニュース
日豪の首相にしがみつくコアラがかわいい
海外