2022年も残すところ1ヶ月となった。今年は世界的インフレで経済的困窮し、ペットを手放す人がたくさんいた。ギリギリの生活をしながら愛するペットを飼い続けている人もいる。
アメリカでは感謝祭を皮切りにホリデーシーズンが始まったが、チャリティー精神の強いアメリカでは恵まれない動物たちの救済が行われている。
保護猫、保護犬はもちろんのこと、飼われているけれど経済的理由で十分な餌を与えられないペットのため、オハイオの非営利団体「All Starr Pet Rescue」は地元のフードバンクと協力し、大きなペットフードの袋を車に積んで必要な飼い主に届けている。
この団体は1年半前からこのペットフード配給の奉仕活動をはじめ、3ヶ月に1度の頻度で100〜150世帯に餌を届けている。
「このホリデーの時期に、自分かペットのどちらを食べさせようか悩まないでほしい。捨て犬、捨て猫だけでなく、助けを必要とするすべての動物とその家族の助けになりたいのです。この活動を通してコミュニティのサポートができることを我々は嬉しく思っています」と団体のディレクターは話す。
クリスマス、正月と楽しいイベントを楽しく過ごせる家庭ばかりではない。少し視野を広げて、自分だけでなくより多くの人やペットが笑ってホリデーを過ごすために何ができるか考えてみるのもいいだろう。アメリカだけでなく日本でもフードバンクはあり、寄付やサポートが可能だ。自分のちょっとしたアクションが地域の誰かの幸せにつながる。顔は知らなくともお互いにとってすばらしいギフトになるはずだ。
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