メインクーンという種の猫をご存知だろうか。公認されている家猫種のなかで一番大きいとされており、「Gentle Giant(穏やかな巨人)」と呼ばれている。
4、5歳になるまで成長を続けるため、体長(鼻先からしっぽの先までの長さ)が1メートル以上になる猫も多い。筋肉質な三角形の体型と長い毛並み、大きな耳が特徴で、耳の先端の毛がピンと伸びているのでヤマネコのようなワイルドな風貌をもつ。
イギリスに住むチャスティティーさんは、クサという名前の生後9ヶ月の白いメインクーンを飼っているが、抱っこをしている写真を見てその大きさに驚く。体長はすでに1メートル、体重は7キロを超え、通常の猫の2倍の大きさだ。
餌をたくさん食べ、トイレは犬用のサイズでないと入れない。いまも成長中で、5歳までにどれほどの大きさになるのか飼い主は少しヒヤヒヤしている。
メインクーンという猫種はあまり知られていないため、はじめて見る人に野生のボブキャットを違法で飼っているのではないかと怪しまれることもあるそうだ。
貫禄の体型のわりに温和な性格をもち、飼い主に忠実で人懐っこいと言われるメインクーン。犬のように大きくて人目をひく猫を飼ってみたい人には最適だろう。ただ一緒に寝るとかなりスペースを取られるので、大きいベッドを買い替える必要があるだろう。
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