空港内で1人の男性が取り乱した様子で「Where are my dogs?(私の犬はどこに行ったんだ?)」と大声をあげている。
「私の4匹の犬がどこにいるのかわからない!航空会社に預けたのに引き渡してくれない。ペット輸送のお金を払ったのにどうしてくれるんだ!私の犬を返せ!」と、男性は空港のゲート付近で大衆に向かって叫び続ける。
男性は4匹の愛犬を連れてスイスに行くはずだったが、乗り継ぎのイスタンブール空港で犬の所在がわからなくなってしまった。それは航空会社のミスだが、エアラインの担当者は男性の質問に応えようとせず無視を続けたため、怒り狂った男性は空港内で大声をあげて訴え始めた。
周りにいた旅行客はその姿に驚き、なかには彼の話を聞いてあげる人もいた。しかし航空会社の関係者は誰ひとりとして彼に詳細を説明しようとしなかった。それは単なる荷物紛失トラブルではなく、航空会社が何か重大な過失を隠そうとしているかのように見えた。
時間が経っても犬が戻って来ないため、ついに男性は別の手段として警察を呼んで調査を依頼した。駆けつけた警察官は航空会社に犬の捜索をするよう要請した。しかし航空会社の過失でスタッフの誰も男性の犬を注意して管理していなかったため、どこに犬が運ばれたのかわからなかった。
その後の捜索で犬たちはスイスの空港内で見つかり、飼い主男性は愛犬と涙の再会を果たした。幸い犬たちの健康状態にも問題はなかった。
空港での男性の行動を何人かの旅行者が撮影していたため、彼はインターネット上で一躍有名人となってしまった。その知名度を利用し、ブリーダーである彼は今ではSNSを通して愛犬との暮らしを多くの人々にシェアしている。たくさんの犬に囲まれて幸せいっぱいな様子だが、おそらく愛犬を蔑ろにした空港会社はその後二度と利用していないだろう。
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