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誤って大麻を食べてしまった犬が見せた反応とは?

海外

海外では合法化されている地域もあるマリファナ(大麻)だが、何も知らない動物が食べてしまうとどうなるか。その恐ろしさを知らされる悲劇がイギリスで起きた。

イギリスケント州で暮らすスティーブン・デビッドソンさんは最近、オスカーという名前の8歳のウェスト・ハイランド・テリアを散歩させていたら、道中で愛犬の様子がおかしいことに気づいた。
散歩をした数時間後、オスカーは無気力になり、水を飲まなくなったので、スティーブンさんはすぐに緊急獣医師のもとにオスカーを運んだ。診断した医師から「オスカーはドラッグを飲まされたのですか?胃からマリファナが見つかりました」と言われ、スティーブンさんはわが耳を疑った。

スティーブンさんが住む街では、多くの人が歩きながらマリファナを吸い、吸い殻を平気で道に捨てている。オスカーはそれを食べてしまったようだ。
ペットの薬物中毒の症状には、嘔吐、嗜眠、腹痛、食欲不振、過剰な唾液分泌、協調性の欠如、血尿などがある。
オスカーは点滴と木炭の投薬を受け、その日は一晩入院して回復することができたが、何もしなかったら脱水症状で死んでしまっていたかもしれない。

オスカーの治療費は1000ドル(約15万円)で、スティーブンさんはペット保険でどうにかカバーできることを願っている。
彼はオスカーの薬物中毒を通して、ほかのペットに同じ苦しみを経験させないために、飼い主に警告を発したいと考えている。

「愛犬の散歩の際には、愛犬が拾ってくるものに細心の注意を払い、危険性を認識してほしいと思います」と呼びかけるスティーブンさん。しかし、これは飼い主だけでなくドラッグユーザーや自治体も取り組むべき問題である。
タバコと違って普通の草と見た目の変わらないマリファナは、動物が口にしやすいため特に注意が必要だ。合法化する前にそういったペットへの配慮も考えなければいけないだろう。

関連URL: Dog owner says pet accidentally ate marijuana while out for a walk: 'Could have died'

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