
インコであれ、ニワトリであれ、ペットとして飼い始め、自宅で卵からひなを孵すことに成功すると、その楽しさにはまってしまう人が多い。
ウィスコンシン州に住むある女性も同じで、最初は2羽のインコからスタートしたが、繁殖、繁殖を繰り返し、しまいには自分が何羽飼っているのかさえわからない状態になってしまった。
その女性は100羽と言っていたが、保護施設のスタッフが訪れて健康状態を確認しながら数えると、138羽ものインコが狭いケージ内で窮屈そうに飼われていた。
女性は世話が手に負えなくなって保護を求めたが、大変なのは世話だけではなく、経済的な圧迫もあった。
餌代はもちろん、何か問題があったときの治療費を含めると、1羽あたり年間300ドルから500ドルかかる。138羽の場合、餌代、医療費、その他で年間41,400ドルから69,000ドル(約700万円)かかることになる。
幸い保護施設はすべてのインコを受け入れる体制が整っており、健康チェックが済んだらそれらの鳥たちの里親を探していく予定だという。
鳥を多頭飼いしている人は、くれぐれも繁殖に手を出さないように気をつけてほしいものだ。
関連URL: Wisconsin Animal Rescue Takes in 138 Parakeets from single owner